2021.08.30
《何で”キャビア”って言うの?》その名前の由来とは
昨今では、輸送環境も発達し、国産のキャビアも流通しているので、購入しやすくなっていますが、昔からキャビアは、庶民が口にすることが少なく、希少価値が高いことから、”世界三大珍味”の一つとして重宝がられてきました。
そんなキャビアの名前の由来を今回はご紹介いたします。
caviar PRINCESS TOYOTAMAのご購入はこちらから
最高級国産キャビアPRINCESS TOYOTAMA通販サイト (gohobee.jp)
【キャビアと名付けたのはトルコ!?】
皆さんのイメージでは、「キャビアはロシアだよ」とか「いやいやフランスでしょ」と思われる方も多いことでしょう。
キャビアという言葉、起源はトルコなんです。以前からご紹介のように、キャビアは古代より食べられていました。キエフ大公国(現在のロシア、ウクライナ、ベラルーシ)と東ローマ帝国の貿易が始まったのが10世紀頃ですが、その頃にカスピ海周辺で食べられていたチョウザメやキャビアが、東ローマ帝国の首都であったコンスタンティンノーブル(現在のトルコ・イスタンブール)に伝わり、そこからヨーロッパの周辺諸国に広まっていったのです。
caviar PRINCESS TOYOTAMAのご購入はこちらから
最高級国産キャビアPRINCESS TOYOTAMA通販サイト (gohobee.jp)
時は流れて15世紀頃からトルコでは本格的にキャビアを使うようになりました。
ちなみに、トルコ料理は”世界三大料理”の一つとされています。当時のオスマン帝国の宮廷料理として、時の皇帝であったファティ・スルタン・メフメトはキャビアを好んで食べていたとのことです。そのキャビアをトルコでは『havyar(ハヴヤル)』と呼んでいましたが、ヨーロッパに渡りイタリアでは『caviale(カヴィアーレ)』と呼ばれ、いつしかフランスや英語で『caviar(キャビア)』と呼ばれるようになりました。ロシアでは元々、キャビアのような魚卵を総称して、”イクラー”と呼んでいます。キャビアは黒い魚卵を意味する『チョールナヤ・イクラー』と呼ぶそうです。実は日本の鮭の卵であるイクラは、このロシア語である、イクラーが由来だそうです。面白いですね(^^)
今も昔も、キャビアは高級食材ですが、その歴史を紐解くと、ヨーロッパに伝わった当時は今のように交通が発達しているわけでもないので輸送に時間が掛かることや、保存技術が発達していなかったので生臭さがでたり、既に食べれない状態になってしまうことも多かったようです。その為、ロシア皇帝からフランス国王への献上品として贈られても、食べずに捨てられてしまうこともあったとのことです。仕方ないとはいえ、私たちからすると何だか勿体ないですよね(^^;)
caviar PRINCESS TOYOTAMAのご購入はこちらから
最高級国産キャビアPRINCESS TOYOTAMA通販サイト (gohobee.jp)
こちらの記事もおすすめ
-
《キャビアはぜんぶ同じ色?》透き通るキャビアの色の魅力~
キャビアはチョウザメの卵を塩漬けにしたもので、中でも大粒で色が薄い緑色や灰色のものが上質とされ、高値が付きます。 caviar PRINCESS TOYOTAM…
#PR -
《暑い夏を乗り切れ!》キャビアは栄養補給に優れています
一部の地域を除いて日本列島は、ほぼ梅雨が明けました。ジメジメ感がなくなったことは嬉しいですが、全国のあちらこちらで猛暑に見舞われてます。急激な気温などの環境の変…
#PR -
《キャビアとお鮨》世界に誇る食文化とキャビアの相性
いつの頃からか、世界的に親しまれるようになった ”お鮨”ですが、その影響からか、今では様々なネタを使うことでお客様を喜ばせています。その中でキャビアも例外ではな…
#オーガニック系