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なぜチョウザメは養殖なのか?天然のチョウザメは食べられないの?

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チョウザメは日本ではすでに絶滅していると言われていることから、

そもそも国産で天然のチョウザメは食べれないことが分かってもらえるかと思います^^

が、実は、世界的にも、天然のチョウザメは悲しいことにほぼほぼ絶滅しているのです。

チョウザメの歴史を振り返ってみると

そもそもチョウザメはサメではないんだよ、って話は、以前もさせていただいていました。

まずはチョウザメの歴史を振り返り、そこからチョウザメが養殖でしか育てられなくなった過去を紐解いていきたいと思います^^



チョウザメは、そもそも、サメという名前と見た目からサメの仲間だと思われがちですが、何度もお伝えするようにサメの仲間ではありません。

その見た目がサメに似ていることからチョウザメという名前にはなりましたが^^;;苦笑。

元々は、チョウザメは古代ギリシャの時代に食されるようになり、そこから中世ヨーロッパにチョウザメやキャビアを食べる文化が広がりました

チョウザメは淡水域~海域に生息する大型の魚類で古代魚になります。

ロシアやヨーロッパ、アジア北中部、北アメリカなど世界各国に全部で27種いると言われています。
基本的には淡水魚で川や湖に棲んでいます。(日本には天然のチョウザメは生息していません。)

日本では昭和 初期までは、チョウザメが北海道や東北の沿岸で見られることがあり、河川ではかつては石狩川、天塩川、釧路川、十勝川に遡上していました。しかし大正時代から昭和 初期にかけて急激に減少し、今では見られなくなってしまいました。 

現在、日本ではチョウザメは事実上絶滅したとされています 

また、ロシアやヨーロッパ、北アメリカでもみられていたチョウザメは

河川の環境悪化や乱獲などにより個体数が激減しており、27種中23種のチョウザメが IUCN(国際自然保護連合)の絶滅危惧種に指定されています。 

1990年代の10年間で、カスピ海に生息するチョウザメの数は、1/4まで減少したと言われているんですね。

ワシントン条約(CITES)の対象品目にチョウザメが

そのため、今では、チョウザメ資源を守るために乱獲をする密猟者や漁業者を取り締まる動きがより一層強化され

ワシントン条約で国際取引が規制され、「キャビア」自体をワシントン条約(CITES)の対象品目とし、輸出入を管理されるようになったのです。

天然のチョウザメだけでは、チョウザメやキャビアの需要に供給が追いつかないため、日本では、全国でも先駆けて宮崎県が発端となり、1983年からチョウザメの養殖をはじめ、2013年にキャビアの販売を開始しました。

そして、伊勢志摩サミットの食事会で提供されたり、国際線のファーストクラスでも採用されるなど、国際的評価も高く人気を集めています。

何よりも国産ということで安心感があるかと思います^^

ということから、

チョウザメは必然的に天然物には、まずお目見えできないくらい珍しい魚であり、とっても貴重な食材である、ということが分かっていただけたでしょうか。
だから、チョウザメは養殖しかないんですね^^

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(日南にてチョウザメを養殖されている中村さんご夫妻)

貴重だからこそ、キャビアもですが、チョウザメも高いんですね^^

チョウザメに関するご質問等ありましたらお気軽にご質問くださいね^^

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