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《なぜ“キャビア”と呼ばれるのか》素朴な疑問

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昨今では、輸送環境も発達し、国産のキャビアも流通しているので、購入しやすくなっていますが、昔からキャビアは、庶民が口にすることが少なく、希少価値が高いことから、”世界三大珍味”の一つとして重宝がられてきました。
今回は、そんなキャビアの名前の由来の考察です。

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【キャビアの名付け親はトルコ!?】


皆さんのイメージでは、「キャビアはロシアでしょ」とか「いやいやフランスじゃないの」と思われる方も多いことでしょう。
キャビアという言葉、起源はトルコなんです。キャビアは古代より食べられていました。キエフ大公国(現在のロシア、ウクライナ、ベラルーシ)と東ローマ帝国の貿易が始まったのが10世紀頃ですが、その頃にカスピ海周辺で食べられていたチョウザメやキャビアが、東ローマ帝国の首都であったコンスタンティンノーブル(現在のトルコ・イスタンブール)に伝わり、そこからヨーロッパの周辺諸国に広まっていったのです。



時は流れて15世紀頃からトルコでは本格的にキャビアを使うようになりました。
トルコ料理は”世界三大料理”の一つとされていますが、当時のオスマン帝国の宮廷料理として、時の皇帝であったファティ・スルタン・メフメトはキャビアを好んで食べていたとのことです。そのキャビアをトルコでは『havyar(ハヴヤル)』と呼んでいましたが、ヨーロッパに渡りイタリアでは『caviale(カヴィアーレ)』と呼ばれ、いつしかフランスや英語で『caviar(キャビア)』と呼ばれるようになりました。ちなみにロシアでは元々、キャビアのような魚卵を総称して、”イクラー”と呼んでいます。キャビアは黒い魚卵を意味する『チョールナヤ・イクラー』と呼ぶそうです。実は日本の鮭の卵であるイクラは、このロシア語である、イクラーが由来だそうです。面白いですよね(^^)



caviar_PRINCESS TOYOTAMAは、宮崎県にある“青島神社”の御祭神である「豊玉姫」が名前の由来です。古事記や日本書紀の『海幸・山幸』の神話に登場する海神の娘で、後に山幸彦と結ばれます。豊玉姫の孫にあたるのが、初代天皇である神武天皇であることでも知られています。caviar_PRINCESS TOYOTAMAは世界に唯一無二の“青島神社公認キャビア”です。豊玉姫にあやかって、皆様方へ至福の良縁をお届けいたします。

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