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《養殖キャビアの歴史が変わる!?》近畿大学の挑戦 partⅠ

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キャビアが高価な理由の一つに、キャビアの親であるチョウザメの稚魚が雄雌の判別に約3年を要することは以前にもご紹介しました。しかしこの3年という歳月が解消されるとどうなるでしょう。生産者は効率があがり、キャビアの価格も今よりは安価になることでしょう。今回はそんな画期的な研究をしている近畿大学水産研究所の取り組みを日本テレビの取材を基にご紹介します。

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和歌山県新宮市にある近畿大学水産研究所の稲野俊直准教授は「チョウザメは世界的に絶滅しかけている。キャビアを採ることができなくなる。」と危惧しています。そこで1995年からチョウザメの人工飼育に取り組んできました。
世界中で乱獲が相次ぎ1990年に1万8000トンあった漁獲量は激減し、近年ではほとんど採れなくなっています。そのため、世界的にチョウザメの養殖が進められていますが、チョウザメは成魚になってもオス・メスの判別が難しいという問題があります。



現在は、ある程度成長して生殖腺が卵巣・精巣と見分けがつくまでそだて、腹部を少しだけ切って中をのぞき、オスかメスかを判別していました。その後、切り開いた腹部を縫合して池に戻すという作業をしていますが、そうとうな手間と時間を要します。



そこで近畿大学水産研究所が4年前から研究してきたのが、”チョウザメの体表の粘液を採取してオス・メスを判別する方法”です。生まれて間もない稚魚をランダムに捕獲し、表面の粘液を採取するとオス・メスの判別ができるというものです。



この判別法が実用化されるとチョウザメの養殖業界では画期的な出来事になります。しかし近畿大学水産研究所では次なる一手として、もっと凄いことを取り組んでいます。次回はその”凄いこと”をご紹介いたします。

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