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《魚卵~キャビア以外は海外では食べない!?》なぜ、外国人から嫌われる?partⅠ

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キャビアは、皆さんご承知の通りチョウザメの魚卵です。でも欧米では”キャビア”という言葉自体が”魚卵”という意味なんです。世界各国では日本のようにキャビア以外の魚卵を食べる習慣がある国はあります。しかし、それはごく少数の国々で、食べない国や地域の方が多いようです。
今回から数回に分けて、ごく一部ですが魚卵を使用した食品と、外国人から何故、不評なのかをご紹介いたします。

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【タラコ】
タラの卵巣を塩漬けにしたのが、タラコです。生で食べても、焼いて食べても美味しいですよね。ちなみにタラの卵巣を辛子に漬ければ明太子になります。タラコは江戸時代から食べられていますが、パスタのソースに使うなど、洋食にもアレンジしやすいのが特徴です。しかし、海外の方からは、その色と食感に抵抗があるようです。私たち日本人には抵抗のないタラコのピンク色に違和感があり、プチプチした食感が苦手だというのが大きな理由の一つのようです。

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【イクラ】
鮭の卵巣を醤油漬けや塩漬けにしたものをスジコと言いますが、卵巣から一粒づつ取り除いたものを漬けたものがイクラです。欧米では魚卵を総称して”キャビア”と言いますが、ロシア語では魚卵のことを”イクラー”と呼ぶんです。日本ではそれまで名前が無かったイクラですが、ある時ロシア人が粒状にばらした鮭の卵を「イクラー」と呼んでいたのをみた日本人が、これをイクラと呼ぶようになったといわれています。しかし、イクラも海外の方からは、あまり人気がありません。味や食感に加えて粒々が密集している見た目に抵抗があるようです。



今回は、日本においてポピュラーなタラコとイクラが、何故、多くの外国人から不評なのかをご紹介しました。そもそも、文化の違いなんでしょうが、日本人としては勿体ないような気がしますね。
次回、partⅡに続きます。

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