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《魚卵~キャビア以外は海外では食べない!?》なぜ、外国人から嫌われる?partⅡ

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前回はタラコとイクラが、多くの外国人から不評であることをご紹介しましたが、今回は、その2回目です。数の子とカラスミについてご紹介いたします。

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【数の子】
日本のお正月には欠かすことのできない数の子。その作り方はニシンの卵巣を塩漬けにしています。ニシンが産卵の際に多くの卵を産むことから子孫繁栄の象徴として縁起が良いため、日本のお正月の定番になったと言われています。明治から昭和の初めまでは北海道を中心にニシン漁は盛んでしたが、相次ぐ乱獲や気候変動などの影響により急激にニシンの漁獲量が激減してしまい、一時期は数の子も貴重な食材となり中々、手に入りにくい食材だったのですが、現在はその多くを輸入に頼っています。輸入先はカナダ、アラスカ、ロシア等ですが、この国々は元々、卵を食べる習慣がありません。数の子特有のプチプチ感と、粒々が密集している見た目が外国人には気持ち悪く思えるようです。

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【カラスミ】
ボラの卵巣を塩漬けにして乾燥させたものがカラスミです。日本では長崎産が有名ですが、その生産に手間暇がかかる為、日本でも高級な食材として扱われています。カラスミは安土桃山時代に明(現在の中国)から伝わったそうですが、当時はサワラの卵巣を使っていたそうです。江戸時代初期に長崎にて初めてボラの卵巣で作ることに成功し、今日にいたっています。カラスミは魚卵の中でも比較的、世界でも食べられていて、台湾やイタリアなどではポピュラーな食材です。しかし、どうしても、その生臭さに抵抗がある外国人が多いようです。



一時期の数の子とカラスミは日本において高級な食材だと言えますが、”ところ変われば”その食材が食材ではなく、漁業での魚の餌になったり、捨てられたりするわけです。切なくなるのは私だけでしょうか・・・
次回は番外編としてランプフィッシュキャビアをご紹介します。お楽しみに✨

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