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《そのキャビア、どこから来たの?》主なキャビアの生産国partⅢ

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世界で流通しているキャビアの生産国をご紹介していますが、今回はフランスとイタリアのキャビアをご紹介いたします。

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【フランス産キャビア】
高級フレンチには欠かせない”世界三大珍味”といえば、フォアグラとトリュフ、そしてキャビアのことです。その中のフォアグラとトリュフはフランスの名産品として有名ですが、キャビアに関しては以前から輸入に頼ってきました。
しかし、2000年以降になるとフランスの南西部にあるアーキテヌ地方においてチョウザメの養殖を開始しました。従来のロシア産やイラン産と違い、フランス産キャビアは塩分濃度を低くして、添加物もほぼ使われていません。その為、賞味期限が短いのが特徴です。安全な品質と料理の味付けに対する拘りが感じ取れますね。



【イタリア産キャビア》
日本でもパスタの上に添えてあったりとイタリアンでも大活躍のキャビアですが、イタリア産キャビアはイタリアの北部にあるカルヴィザーノ地方が主な生産地です。この地方ではミネラル分が高い品質の良い地下水が豊富に湧き出ており、その地下水を巡回させることで、より自然に近い環境状態でチョウザメを育てています。また、ここには世界有数の大きな養殖場があり、いつしかイタリアは世界でも屈指の生産国になってきました。


フランス産、イタリア産とご紹介してまいりましたが、どちらの国も料理に厳しい国らしく、品質重視のキャビアを生産していますよね。
次回はアフリカ産、そして日本産をご紹介いたします。

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