2022.04.21
《キャビアの価値》チョウザメの種類によって違います。
皆さん、ご承知のとおり、キャビアは魚卵で、その親はチョウザメです。
その、チョウザメの種類によってキャビアの価値が異なってきます。
もっと細かいことを言えば、チョウザメの生息地域によっても変わってきます。
今回は、キャビアとして流通している主な種類をご紹介します。
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【BELUGA/ベルーガ】
チョウザメの中では特に貴重で、最も大きく、体長が4m、体重も300kgを超すものもあります。
魚卵も3mm以上になり、色も他種にはない特別な光沢があります。
但し、成熟まで20年は要するため、その希少価値は高く、”キャビアの王様”と呼ばれています。
![](https://gohobee.jp/blog/wp-content/uploads/2022/04/チョウザメ写真②.jpg)
【OSCIETRA/オシェトラ】
ロシアチョウザメ、シップチョウザメ、この2種がオシェトラと呼ばれています。その大きさは2m前後とチョウザメの中では平均的な大きさです。そのキャビアは中粒で色は黒というよりはブラウン、グレー、ゴールドと様々です。
【AMUR/アムール】
アムールチョウザメはその名の通り、アムール川に生息しています。昨今では中国が大規模な養殖に成功し、世界市場に数多く流通するようになりました。
【SEVRUGA/セヴルーガ】
セヴルーガはホシチョウザメと呼ばれ、口先が尖っていて、小型でスマートなのが特徴です。キャビアは小粒で暗いグレー系の色をしています。
【代用キャビア】
ランプフィッシュと呼ばれる魚の卵です。チョウザメは淡水魚ですが、ランプフィッシュは海水魚であり、本物のキャビアと比べると非常に安価です。食感も本物のキャビアとは異なりプチプチしており、味もあっさりしています。
![](https://gohobee.jp/blog/wp-content/uploads/2022/04/DSC3636-1.jpg)
今回はキャビアとして主に流通しているものをご紹介しましたが、チョウザメは他にも、たくさんの種類がいます。チョウザメは、その昔は世界各地に生息していました。北海道にも生息していたこともあるらしいですが、相次ぐ乱獲によって準絶滅危惧種に指定されています。しかしながら、チョウザメの養殖に成功してからは、キャビアはもちろん、その魚肉も流通しており、栄養価の高い魚として注目されています。caviar_PRINCESS TOYOTAMA同様にチョウザメもご愛顧いただければ幸いです。
キャビアとチョウザメを是非とも、召し上がってみてください。本当に美味しいですよ💛
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