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《国産キャビアの魁 宮崎県》日本で初めてのキャビア生産

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古くから神話にも登場する宮崎県は、”太陽と緑と神話の国”と呼ばれ、1960年代には新婚旅行のメッカとして大人気の町でした。現在でも、その温暖な気候からプロ野球やJリーグのキャンプ地としても有名です。
宮崎県の特産品として思い出されるのは、マンゴー、宮崎牛、炭焼き地鶏、チキン南蛮といった、ご当地グルメですが、実は”国産キャビア”の生産量が日本一なのです。では、いつ頃からキャビアの産地になったのでしょう。
今回は宮崎県におけるキャビアの歴史をご紹介いたします。

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宮崎県がキャビアに着手しはじめたのは、今から38年前の1983年です。この年にソビエト連邦(現 : ロシア)との漁業技術協力の一環として、キャビアの親であるチョウザメが日本にきました。当時、宮崎県水産試験場にて約200匹を引き受けましたが、チョウザメの養殖に関しての前例がない為に試行錯誤を繰り返しながらチョウザメを飼育してきました。

各生産者によっては海外の生産企業に出向くなどして様々な努力と研究を重ね、その苦労が実り、2004年に全国で初めての完全養殖に成功しました。そして2011年にはチョウザメの稚魚の大量生産に成功し、2013年に”宮崎県産キャビア”は産声をあげ、国産キャビアとして初めて商業生産されました。

caviar_PRINCESS TOYOTAMAは2021年に販売を開始しました。宮崎県日南市北郷にチョウザメの養殖場をかまえ、鰐塚山地にある小松山の良質で豊富な湧水を使用し、チョウザメを育てています。そして、世界屈指の設備が整った加工施設において高水準の衛生管理のもとcaviarPRINCESS_TOYOTAMAは生産されています。
これからも、安心・安全で美味しいキャビアを皆様方へお届けしてまいります。

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