土用の丑の日とは。。。

梅雨明けが楽しみな今日この頃ですが、ジメジメした梅雨が明けると

本格的に体力を奪われる熱い夏がやってきますね。

熱い夏を乗り切るために、取り入れられているのが、土用の丑の日

夏に意識して鰻を食べられる方もいらっしゃるのではないでしょうか♡

そもそも土用の丑の日って何？という方もいらっしゃると思います♪

かくいう私も、
「そういえばなんで土用の丑の日に鰻を食べる風習があるんだろう」

とふと不思議になりました。

なんとなくスーパーに行った時に

「土用の丑の日　鰻！特売」

などと

見かけて

「あ、そうなのね😊 そろそろ土用の丑の日なのね👀」
いう感じの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか😌

今回は、土用の丑の日ってどう言う日なの？　

というところからご説明させていただきます。

夏になると特に

「土用の丑の日に鰻」とイメージがありますが、実は１年に４回も土用の丑の日は存在していたんですね。それってご存知でしたか？

私は知りませんでした😆❗️

そもそも
■土用とは

土用と聞くと、曜日の土曜、だと思う人もいるかもしれませんが、その土曜ではありません😆✋笑

では、土用とはなんなのか、というとそこには中国の陰陽五行説が関係しています。

中国の陰陽五行説では、季節に万物の根源である「木」「火」「土」「金」「水」を当てはめています。春は「木」、夏は「火」、秋は「金」、冬は「水」です。
「土」は春夏秋冬から溢れているわけですが、

「土」は、よく経緯はわかりませんが、
各季節の変わり目である立春、立夏、立秋、立冬の「四立」前の約18日間に当てはめられ、その期間を「土用」といいます。

ですので
「土用」は年に4回あるというわけなのです。

■丑の日とは

丑の日、の丑は干支の丑が関係しています。一般的に、十二支は「今年の干支（えと）」というように年をに使われるのが一般的ですが、 1日単位でも使われており方角や月、日にちを数えるのにも使われるのです。12日ごとに繰り返されるのですが、すると約18日間の土用の期間中に、丑の日が1～2回発生します。これが土用の丑の日。

昔は日にちを数えるときに、「1・2・3・4…」という数字ではなく、「子・丑・寅・卯…」と十二支が使われていたんですね。

そのため「丑の日」とは、十二支の順番で「丑」がめぐってきた日のことを言います。

■土用の丑の日とは

つまり「土用の丑の日」とは約18日間の土用の期間のうち、 12日周期で割り当てられている十二支が「丑の日」にあたる日のことを「土用の丑の日」と呼ぶんですね。

土用の期間中に一日もしくは二日あることもあります。春夏秋冬、すべてに「土用の丑の日」は存在していることに、

「夏だけではないんだ❣️」って驚いた人もいるのではないでしょうか😊 

■夏の土用の丑の日以外はいつになるのか？

「土用の丑の日」は夏だけにあるのではなくて、春や秋、冬にもあることがわかっていただけたかと思います。また「立春・立夏・立秋・立冬」は毎年日付が異なるため、春夏秋冬それぞれの「土用の丑の日」も日付が変わることとなります。

また、土用の日は、季節の変わり目になり、体調を崩しやすい時期からも、その時期特有の干支や季節にちなんだ食べ物を食べて力をつけようとする風習があります😌✨

例えば

春の土用の丑の日

春の「土用の丑の日」は、立夏前の土用の丑の日のこと。2021年の春の「土用」は　4月17日から5月4日まででした。

春の土用　では、「戌の日」に「い」のつく食べ物や白い食材を食べる習わしがあるそうです。芋、イチゴ、インゲン豆、イワシなどが当てはまります。

夏の土用の丑の日

夏の「土用の丑の日」。2021年は、7月28日です。夏の土用の丑の日は「う」のつく食べ物が食べられ、うなぎを食べることが有名です。

秋の土用の丑の日

秋の「土用の丑の日」。2021年は10月20日から11月6日までになります。秋の土用では、「辰の日」に「た」のつく食べ物または青魚を食べると良いと言われ、大根や玉ねぎなどが好まれてきています。

冬の土用の丑の日

冬の「土用の丑の日」。2021年は1月17日から2月2日です。冬の土用では、「未の日」に「ひ」のつく食べ物または赤い食べ物を食べます。たとえば、ひじきやヒラメ、りんごなどがあります。

では、なぜ、そもそも土用の丑の日に鰻を食べるようになったのでしょうか？

それはまた次回に続きます😌✨