2022.05.24
《キャビアの色は黒なのか?》実は黒ではないのです。
皆さんが知っているキャビアの多くは、黒い色をしているように見えます。では、なぜキャビアは黒い色に見えるのでしょう?意外とこんな、ご質問が多くありましたので、今回はキャビアの色についてご紹介いたしましょう。
caviar PRINCESS TOYOTAMAのご購入はこちらから
最高級国産キャビアPRINCESS TOYOTAMA通販サイト (gohobee.jp)
【キャビアの中身は黒くない】
イクラやタラコ、そして数の子など、多くの魚介類の卵は透き通っているものが多いのに、なぜキャビアはあのように黒いのでしょうか?と思われがちですが、じっくりとキャビアをご覧になってみてください。実は真っ黒ではないんです。しかも、その中身は白いのです。実はキャビアの、表面の皮部分だけが黒く見えるのです。

【人間の肌と同じ成分】
先に紹介したキャビアの表面の黒い物質は調べてみると、なんと!メラニン色素だったのです。人間の肌や髪の毛にもある色素です。なぜメラニン色素を持っているのかは、ハッキリしたことは分かっていませんが、産卵場所での保護色ではないかと言われています。

【実際のキャビアの色】
どんな生物にも個体差というものがありますが、キャビアの親であるチョウザメにも個体差があり、そのキャビアはチョウザメの種類によっても異なることから、それぞれに魚卵の色も変わってきます。例えばベルーガは、暗めのモスグリーン色をしたキャビアです。セヴルーガのキャビアは暗いグレー系の色です。また、オシェトラはブラウン系やグレー系ですが”アルマス”と呼ばれるキャビアは金色をしており、世界最高峰のキャビアとして有名です。

キャビアは採卵の際は真っ黒というわけではありません。しかし、加工して熟成期間が長ければ長いほど、黒ずんできます。皆さんもキャビアを召し上がる前に、じっくりとキャビアを眺めて、色の確認をしてみませんか。
caviar PRINCESS TOYOTAMAのご購入はこちらから
最高級国産キャビアPRINCESS TOYOTAMA通販サイト (gohobee.jp)
こちらの記事もおすすめ
-
《魚卵~キャビア以外は海外では食べない!?》なぜ、外国人から嫌われる?partⅠ
キャビアは、皆さんご承知の通りチョウザメの魚卵です。でも欧米では”キャビア”という言葉自体が”魚卵”という意味なんです。世界各国では日本のようにキャビア以外の魚…
#オーガニック系 -
《シャンパンの選び方》選ぶ際のポイント、教えます🍾part 5
シャンパンを選ぶ四つの方法の中の「色」「原料」「味」をご紹介してまいりました。最終回の今回は「グレード」についてのご紹介です。 caviar PRINCESS …
#PR -
《秋の味覚をキャビアと共に①》キノコとキャビアのクリームパスタ💛
朝晩とめっきり涼しくなり、山々の紅葉も今が見ごろのところが多いのではないでしょうか。そんな景色を楽しむのも良いですが、秋を満喫するのは、やっぱり”味覚の秋”です…
#オーガニック系