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《養殖キャビアの歴史が変わる!?》近畿大学の挑戦 partⅡ

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近畿大学水産研究所がチョウザメの体表の粘液からオス・メスを判別できる研究を進めていることを前回、ご紹介しました。しかし、次に同研究所が進めているのが驚愕の研究なのです!今回は近畿大学水産研究所の新たな挑戦をご紹介いたします。(日本テレビニュースより抜粋)

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近畿大学水産研究所が次に取り組んだ研究は、何とも奇想天外な研究に着手しだしたのです。近畿大学水産研究所の稲野俊直准教授によると「通常の養殖ではオスもメスもいるから、半分の魚からキャビアが採れる。それが全部がメスならば、全ての魚からキャビアが採れることから生産量は2倍になる。」ナント!?養殖しているチョウザメすべてを、メスにしてしまおうという発想。恐るべし!



魚類は稚魚の間はオス・メスが決まってないものが多く、成長するにつれてオスとメスに分かれていくのです。そこで、チョウザメの稚魚にある餌を与えることにしました。それは餌の中に大豆イソフラボンを混ぜるようにしたのです。チョウザメは、女性ホルモンでメスにすることができると既に分かっており、マメ科の植物の中には、女性ホルモンによく似た成分があることから、全部をメスにできないかという研究です。



生後6か月のチョウザメ150匹に、餌を2年間与え続けたところ、試行錯誤の結果、45匹をランダムにお腹を開いたところ、そのすべてがメスだったそうです。
世界的にも一番養殖されているシベリアチョウザメで、全部メスにすることができたのは、日本では近畿大学が初めてです。



キャビアの量産と低価格化に道を開く研究結果がでたことでキャビア業界は新たな展開があるのかもしれません。実用化に向けて、その技術が業界全体に広まった時、今以上にキャビアは皆さんの、より身近な食材へと変貌することでしょう。

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